Gospel
“うたってわらってコンサート”
by admin on 4月.13, 2013, under Gospel
3月30日〜4月5日にかけて、大阪で活動していた頃に出会ったシンガーソングライター福原タカヨシ君と一緒に数回にわたって仮設住宅やコミュニティーセンターで “うたってわらってコンサート ” をさせていただきました。
さすが関西人!!笑いたっぷりのトークと心癒される歌を東北に届けてくれました。
笑いの筋肉が衰えていた僕も久しぶりに鍛えられました!!やせる思いです。笑
今回は今までに何度か訪ねたことのあるところ、そして始めてのところも回らせていただきました。
以前にも書いたことがありますが、何度か顔を出させていただいている所で毎回感じるのは、再び訪ねるという事がそこに住んでおられる方々の励ましになるということです。僕自身もこの宮城に住んでいて震災後、多くの方が訪ねてくれて励ましをいただきました。中でも今回の福原君のように何度も足を運んでくれた時、来てくれたこと自体に励ましのメッセージが込められていることを感じます。
今回僕たちを迎えてくださった所でも、行く度に皆さんの表情が柔らかくなり「あらっ、見た事のある顔!!」「また来てくれたのね!!」と、かけてくれる言葉からもその喜びが伝わってきます。そして初めて伺った場所でも、「絶対に、また来てね!!」「今度は父ちゃんも連れてくっから」と声をかけてくれる。そこには「覚えてくれありがとう!」というメッセージと同時に「忘れないでね」「風化させたくない」というような…ことばにはならない思いが込められている様に思うのです。
今回このコンサートの旅を通して、自分自身が歌を歌うメッセンジャーとして、どうあるべきかを考えさせられた。歌うということで一方的に伝えるという形ではなく、生きたメッセージとして届けて行くためにも受け取る人との関係がいかに大切であるかを考えさせられた。
ゴスペルがただの歌としてではなく、生きたメッセージとして届いていくためにも、支援する側される側という関係ではなく、一人の人間として皆さんと繋がり続けたいと思わされました。
今月末にはアメリカ、ナッシュビルで東北を覚え開催されるチャリティーコンサートに出演して東北の現状を話し、歌ってきます。そこに来られる人にも生きたメッセージが届きますように…。また報告します!!
ゴスペルワークショップ in 利府、感動のフィナーレ!!
by admin on 12月.25, 2012, under general, Gospel
フィナーレの日は雪のちらつく寒さの厳しい日でしたが、東松島矢本のイルミネーション点灯式には多くの人が足を運び、寒くても心温まる時となりました。
ゴスペルの歌、Kaz Katoさんがピアニカバージョンで演奏した「上を向いて歩こう」、ゲストとして来られたあのTVでおなじみのベッキーのお母さんの励ましの言葉、ゴスペルの中身が分かち合われた牧師のメッセージ、シェフのアイディア満載の特性おしるこ、ボランティアの方々が飾り付けたイルミネーション、裏方で仕えたスタッフの働きなどなど…、その全てが「被災地の皆さんのことを忘れてないよ!!」というメッセージが込められたものでした。
そして何よりも感動したのは、今回、結成されたばかりの矢本の仮設住宅の方々のゴスペルクワイヤの発表でした。
11月に前もって仮設集会所に2度伺わせていただき、ゴスペルの歌レッスンをさせていただきました。それもただ歌を歌うだけではなく、皆さんんと一緒にお茶っこのんだり、おしゃべりをして大笑いしたりしながらの楽しい歌練習でした。レッスンが終わると、「あ〜、一杯声出してスッキリした〜!!」「またいつでも遊びにおいで!!」と友達のように声をかけてくださいました。
点灯式当日は、ステージの上でクリスマスのゴスペルソング「きよしこのよる」を生き生きとした表情で力強く歌ってくださり、集まった多くの人々に感動を与え、胸を熱くしました。最終的にはその歌声がそこに集まった方々全員の大合唱となり、東松島の夜空に響き渡りました。
企画の初めの段階から「ゴスペルミサのような時間を…」ということで自治会の方から話がありましたが、まさに教会のミサ(礼拝)のような感動的な時となり、帰る時には、自治会役員の方々が「本当にありがとう…!!」と涙で見送ってくださいました。
忘れられない意味深いワークショップとなりました。
これからもこの喜び、癒し、希望のゴスペルを携えて被災地の方々に寄り添い、ひとりじゃないよ!!忘れていないよ!!と言うメッセージを届け続ける必要がある!!と決意を新たにさせられました。
ゴスペルワークショッピ in 利府無事終了!!
by admin on 12月.25, 2012, under general, Gospel
ゲスト講師としてKaz Katoさん&NorikoKatoさんを迎えて開催した
「ゴスペルワークショップ in 利府」
レッスン、コンサートの全てが恵みだらけの4日間でした。
12月1、2日は、レッスンをし、そして8日には、石巻牡鹿半島の寄磯小学校でふれあいゴスペルコンサート、9日には、オアシスチャペル利府キリスト教会でゴスペル礼拝、夕方には東松島市矢本仮設住宅でのイルミネーション点灯式でフィナーレ、というなんとも贅沢で盛り沢山の内容でした。
今回は特にワークショップ参加者がゴスペルを歌う中で励まし、癒し、希望を受け取る、というだけではなく、被災地にそのゴスペルを届ける、という内容も含まれていました。
参加者の中からは
「ゴスペルの力を感じました!!」
「歌う時にただ覚えた歌を歌うということ以上の歌う意味を考えさせられました!!」
と意味深い言葉をいただきました。
歌う人にとっても、聴く人にとっても力となるこのゴスペルをこれからも伝え続けたいと思います。
そしてワークショップもまた開催しますので、乞うご期待!!